トラスト九州 株式会社

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3D Scanner 3Dレーザースキャナの特徴

3Dレーザースキャナの特徴

短時間、低コストで建物や家屋の状況を正確に知ることができます。

一般的に建物や家屋の傾きや歪みを調査しようとした場合、多くの時間と費用がかかるため、これまでは大規模な建築物やプラントなど一部の建物でしか詳細な調査はなされていませんでした。

3Dスキャンラボでは特殊なレーザースキャナを使用し、建物や家屋の状態をミリ単位でデータ化いたします。

また、対応地域を福岡県とその周辺に限定することで、短時間かつ低コストでのご提供を実現しました。

完成データのイメージ

福岡市博多区にあるお寺、西林寺様の本堂を3Dレーザースキャナで撮影させて頂き、編集を行ったデータです。

3Dレーザースキャナ計測の流れ

Step 1 調査

当社では、まず計測目的をご確認するためのヒヤリングを実施いたします。
その内容により調査箇所及び計測箇所の選定を行います。

この事前の調査でもっとも重要なことは、計測結果の解析はコンピューターを利用しますので、そのコンピューターが解析しやすい最も大事な計測ポイントを当社社員の経験値に基づいて選定いたします。

Step 2 計測

現地調査後、天候を見ながら、後日又は当日計測作業に入ります。(雨天時や悪天候の際は計測できません。)

使用機材:本業務において使用する3Dレーザースキャナーは、短時間に高密度の点群データが取得できる「FARO社 Focus3D S150」を用いて3次元計測を実施いたします。なお、計測については、1地点10分から12分必要です。おおよその目安としては、1戸建で、10~20地点の計測となります。

また、中規模のマンションでは、30~80地点の計測がひつようとなりますので、最低でも1日から3日は必要な場合もあります。
また、計測の目的にもよりますが、beforeとafterの計測が必要な場合は、同様の作業を2回以上実施することとなります。計測終了後、簡易検査にてデータの確認をおこない、計測完了です。

写真:作業員が3Dレーザースキャナーで規則している様子

Step 3 データ編集及び解析

計測データを専用ソフトにて編集解析いたします。

【編集】
バラバラに計測した数十地点からなるデーターを1つに結合する作業をおこないます。それと同時に計測時に映り込んだ不要なデータの削除も実施いたします。。

【解析】
当社にある専用ソフトのいくつかを駆使して、解析業務を行います。
ご依頼主様の要望に沿った解析をおこないますので、1~2週間程度のお時間をいただいております。

Step 4 納品

成果品としてDVDなどの電子データとしてご提出いたします。もちろんご依頼主様のパソコンでも確認できるように変換してお渡しいたします。

また、ご依頼の内容によっては数年後に再計測(beforeとafterの確認のためなど)を実施することもありますので、その際には、変位差を解析し、視覚的にもわかりやすくご説明したうえで、成果品をご提出いたします。

写真:PCのディスプレイに表示される納品データ